「痛み」は心で感じるもの
こんにちは!(^_^)
診療の前と後、ストレッチをしています。
私は小さい頃から身体が硬くて、ストレッチするのも一苦労。
股関節や太ももの後ろ側などをぐーっと伸ばすと、
「痛〜っ!」
(^◇^;)
全身ひと通りのストレッチには、時間がかかります。
このストレッチの痛み、
筋肉痛の時もそうなんですが、
痛みを和らげる方法があることに気がつきました。
その方法とは〜〜〜
「痛みを受け入れる」ことです!!
ん?
痛みを受け入れる?
どーゆうこと?
┐( ̄ヘ ̄)┌
ぜひ一度やってみてほしいので、ちょっとやり方を説明しますね。
<<痛みの受け入れ法>>
たとえば、
床に座って前屈する時。
ぐっと上体を足の方に伸ばして曲げていく時、太ももの後ろが突っ張りますが、
その時、痛いと思っても、その痛みを拒絶せず、「受け入れる、受け入れる」とつぶやきながら、痛みを感じている部位の力を抜いていきます。
この時、ぐーっと伸ばすと筋肉が突っ張って痛いですが、その痛みを拒まず受け入れていきます。
「受け入れる」とは、痛みを感じた瞬間に、無理にあらがって、伸ばそうとせず、力を抜いて、その痛み感覚を自分の体感として味わいながら、受け入れていくことです。
最初は痛みがあっても、「受け入れる」とつぶやいて、力まず、そのままの感覚として感じていくと、不思議と次第に痛みが薄れていき、そのままの感覚が自分の身体に馴染んでいくという感じになります。
それを続けていくと、結果的にぐーっとストレッチでき、身体が開いていくのです。
【痛みというレッテルを貼らない】
ここでポイントとなるのは、<【痛み】にあらがわない>ということ。
「痛み」だと思っていると、どうしてもネガティブな感情を抱いたままになりますが、
「痛み」を感じても、その痛みに「痛み」というレッテルを貼らずに、力を抜いたニュートラルな状態で、身体感覚としての「いつもと少し違う」感じを感じていくということです。
ここで気づいたのは、
【痛み】とは、それと認識するまでは【痛み】にならないということです。
あくまでも【私・こちら】の側の意識の問題なのですね。
すでに【痛み】があったとしましょう。
肩や首の痛み、腰・膝の痛み、歯の痛み、などでもいいでしょう。
まず、その【痛み】に自分の意識を集中させましょう。
痛みを感じるのはつらいことですが、少しそれには目をつむって続けます。
痛みを感じ始めたら、これが自分の▲▲痛というものなんだ、自分は痛みを感じているんだと、自分の▲▲痛とはこんな感じなのだ、と認識してみましょう。
次に、
【痛み】が【ある・存在している】ということを【いったん手放し】、
【痛み】という観念ではなく、ただの自分の身体に現れている【感覚】として、今起こっている感覚を受け入れ直してみます。
“▲▲痛はイヤなもの、あるいは耐えがたいもの、受け入れ難いものだ“という思いをいったん外してみて、今起こっている感覚が何か固定したものであるということから離れて、何も命名せず、ただその感覚に身を預けていきます。
すると、ゆっくりとですが、【痛み】は違う【感覚】に変化していくでしょう。
その状態になった時、その感覚こそ自分の“生の”感覚です。
何も名付けることができない、先入観や観念の始まる前の状態は、【痛み】とどれだけ距離があるでしょうか?
これが【痛み】からの解放です。
その解放がたとえ一時的なものであっても、
【痛み】というものが自分の意識の向け方次第で変わってくるものだということがわかるだけでも、痛みを不安に思ったり、怖れたりしなくなるのではないでしょうか。
この【痛みのリリース法】は最初はなかなか思う通りにならなくても、練習するとだんだんうまくなってくると思います。
よかったら、試してみてください。
(^○^)/
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