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院長コラム

治りにくい腱鞘炎とバネ指。意外にも、血の不足や下半身の弱りが原因かもしれません

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こんにちは!

 

院長コラムは今年から毎週月曜日の朝に更新することにしました。

皆様の健康へのお役立ち情報や東洋医学的視点からのアドバイスを書いていこうと思っていますので、応援よろしくお願いします!

 

(⌒∇⌒)

 

今日は「腱鞘炎」のお話です。

 

 

腱鞘炎って、しつこくて辛いですよね。

手首関節の周辺に痛みを感じる場合がほとんですが、中には上肢(前腕から上腕)、肩にかけてずーっと痛いという方もいます。

整形外科では骨には異常がなくて、「使い痛み」といわれる人も多いこの腱鞘炎。

最近では、長時間のスマホ操作が手首に負担をかけていますよね。

 

皆さん、腱鞘炎、どうやって治していますか?

 

腱鞘炎には原因別の治療方法があります。

 

A. 使いすぎが原因の場合、まずは自分の動きのクセを自覚しましょう

 

◎患部を触ってみると、熱感があって、筋腱が突っ張った感じがします

◎関節部分が固くなってしまっています

 

一般的には、「使わずに休ませること」ですが、そうしたいけれど、お仕事などの事情があってそうもいかない場合が多いですよね。

(>_<)

 

 

そういう場合でも、力の入れ方を変えるという方法があります。

たいていの場合は、

曲げたり回したり持ち上げたりする動作時に皆さんそれぞれ、動かす癖があって、どこかに余分な力が入ってしまっていることが多いのです。

その辺の力の使い方については、実際に来院された患者さんの動きを見ながらアドバイスさせて頂いているのですが、ちょっと意識を変えるだけで力みが取れて「すごく軽くなる」のですよ(^^♪

 

 

ポイントは、関節のしくみ(骨と骨がどんな形でくっついていて、どんな風に動くようになっているのか)を知り、関節・骨だけに意識を集中していくこと。

不思議とそれ以外の筋肉の力が抜けて、すんなりと動かすことができるんです。

 

B. 鍼灸では、上肢、手首、指、どの経絡に支障が起きているのかを診ていきます。

 

 

上肢、手首、指には複数の経絡(気の通り道)が流れています。

そしてそれぞれの経絡は内臓と関係しています。

たとえば、手背側の親指と人差し指は「手の陽明大腸経絡」が流れています。

便秘症の方でここが腫れやすい、という方も結構いるのですが、大腸の気の流れが悪くなると、そこが詰まって、硬結ができ、動かすと痛みが出てくる・・・。

このような場合には、大腸に関連するツボに鍼をしたりして、気の流れを改善させていくと、腫れが引き、硬結がゆるんでいきます。

   

 

その上で、よく動かすことが大事です。

関節が固くなって、周りの筋腱が固まってしまって起こる腱鞘炎やバネ指は、錆びてガチガチになった自転車と同じです。

 

 

少しずつでも動かして、錆びを取っていければ、関節周りにも必要な津液(血流や滑液など筋腱を潤す流れ)が行き渡り、元のスムーズな動きが戻ってきやすくなるでしょう。

 

C. 更年期に起こる腱鞘炎やバネ指の意外な原因は、血の不足、下半身の弱りの可能性があります。

 

更年期の女性に多いのが、腱鞘炎の一種であるバネ指。

指を伸ばすときに痛みが生じるもの、指を伸ばすときにカックンと遅れて伸びるような状態など段階によってパターンは異なりますが、

ひどくなると自力で指を伸ばすことができなくなります。

 

このようなバネ指を鍼灸で治療する場合、

まずは指だけでなく、全身の状態をチェックします。

よく見られるのは、下半身の弱りと血(けつ)の不足です。

1)バネ指や腱鞘炎は、下半身の弱りのサイン。放置すると次々に他の症状が起こってくる可能性もあります。

 

身体を上下のバランスで考えると、下が弱って相対的に上にエネルギーが集中しすぎてしまうのが「上実下虚」という更年期以降にみられる特徴的な状態です。

この上実下虚が上半身の一部である上肢に起こってくるのが、腱鞘炎やバネ指であると考えて、まずは下(下半身)の弱りを補って、相対的にエネルギーを下方向へ下ろしていくような治療をします。

そうすると、下半身の気血が充実して、上半身がゆるみます。パンパンに張った手首や指の力が抜け、気血がスムーズに流れ始めて、硬結をほぐしてくれるようになります。

 

2)筋腱は血液で栄養されています。この血(けつ)の栄養が不足すると、筋腱はやせ衰えて柔軟性が欠け、スムーズな動きができなくなります。

 

全身の血(けつ)の状態をチェックし、もし不足しているようならば、血を補うような鍼をして、気と血のバランスを元に戻していくと、筋腱の潤いと柔軟性が回復し、動きがスムーズになってきます。

 

 

このタイプの腱鞘炎やバネ指は意外と多いのですが、普通はどうしても指や手首ばかりにフォーカスしてしまいがちです。

整形外科での注射や、マッサージ、カイロ、整体などいろいろやってもなかなか改善されない場合は、この<血の不足>という東洋医学の観点から診ていくと、治癒への近道になるかもしれません。

 

 

 

いかがでしょうか。

繰り返す痛みでお悩みの方も東洋医学の観点から原因を探っていくと意外な解決点が見えてくるかもしれないですね。

\(^o^)/

 

 

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