のぼせる季節
こんにちは(^o^)
今日はポカポカお天気。
すっかり春めいていますね。
大寒はまだこれからというのに???
寒かったり、暖かすぎたり………身体がついていけないかも?
・°°・(>_<)・°°・。
ということで、新年が明けて半月程、当院でも患者さんの中に、共通して見られる症状があります。
それは「のぼせ」。
のぼせって、「逆上せ」と書くのですね。
まさにこの字の通り、本来下に降りるべき「気」が上に上昇し逆上しすぎてしまう症状なんですね。
1月も中旬くらいになってきますと、「春の気」が早くも出現しだします。
今日みたいな「暖かくて明るい光が射し込んで、浴びるだけでぽやーん」としてしまう、
そんな「ぽやーん」な気が「春の木気(もくき)」なのです。
このぽやーん感、実感されてる方も多いはず。
春の木気(もくき)とは?
東洋医学では、旧暦で季節をカウントしますので、春は2月4日の「立春」からということになります。
ちなみに、今年の立春は1日早い2月3日になっています。
ん? ?と思って調べてみましたら、2021年の立春の「瞬間」が2月3日の23時59分なんだそうです。1分の差(!)で今年は3日が立春になったというわけですね。なるほど。
それで、春の木気というのは、単純に春に特徴的な〈伸びていく木〉の性質のことを指すのです。
陰陽五行の考え方では、四季にはそれぞれ対応する内臓があります。
春は肝臓の季節。
肝臓の性質は木=wood。
そして春は何より木の芽時。
自然界の木々が土の中から芽を出し、上に上の伸びていく季節なので、その季節に流れる気のことを「木気」と呼ぶのです。
「春の木気」に巻き込まれる人間
自然界の気が上り始めるので、その上向きの気のベクトルに人間も巻き込まれていきます。
それで、ぽよーんとするくらいならまだマシな方で、
私などは、もう1月中旬になると、グーッと上がる気に巻き込まれ、煽られ放題。
(>_<)
朝から逆上せて、頰はピンク色、目はショボショボ、頭はなんか締めつけられてる感じ?
「きっっついわ〜」
。・°°・(>_<)・°°・。。・°°・(>_<)・°°・。。・°°・(>_<)・°°・。
こうなってしまったら、
ひたすら下半身を刺激するしかない、のです。
鉄板☆逆上せ対策
私流の鉄板対策はコレ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
◯裸足になって足首と足指回し
◯足湯
◯股関節のストレッチ
◯その場ジョギング(脚にトントン刺激を与えると気が降りてきます)
◯散歩(ゆっくり呼吸しながら)
◯腹式呼吸(丹田を意識して)しながら瞑想
◯首周りをほぐす
逆上せが原因となって起きる症状としては、
◯頭痛
◯肩こり
◯吐き気
◯顔面発疹
◯鼻炎
◯花粉症
◯口内炎
◯目の充血、痒み
◯めまい
◯耳鳴り、耳閉感
◯胃のむかつき、不快感
◯足の冷え
……巷によくある症状だらけです。
このように逆上せが原因となる症状は多岐に渡りますので、本当に手ごわいです。
のぼせ症状への対処法として、東洋医学では、身体の上に偏ってしまった気を下へと降ろしていって、上下の気のバランスを取っていくことで和らげていきます。
場合によっては、複数の症状があったとしても、気を降ろすだけですべて解消されてしまう、そんなことも珍しくありません。
これからの季節、自然界の木気は強烈です。
1月はまだ序の口でしょう。
2月に入ると、花粉などの影響も加わってきますので、木気にやられてしまう人は増えると思われますので、今からよくよく下半身を動かして、気を下へ下へと持っていくことが肝要かと思います。
特に、今年はコロナの影響で家にこもって運動不足になってらっしゃる人が多いと思いますので、
そろそろと人混みを避けながら外出して、心身共に伸び伸び過ごすように心がけていれば、健康に春を過ごせると思いますよ〜♫
あったかいにゃ。
\(^ω^)/
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