コロナ疲れと梅雨と鬱
こんにちは!(^o^)
今日の大阪は、梅雨の晴れ間も束の間、再び梅雨の空模様。
気温は低めで、足元から冷えてきそうな感じです。
さて、そろそろコロナ自粛から日常生活が戻りつつあり、活動再開が本格化してきました。
とはいえ、まだサヨナラ・コロナ!には程遠く、
終わりの見えない「ウィズ・コロナ」(マスクしんどいよ〜)、
そして梅雨のど真ん中でもありまして、
来院される方の中には、
「体調、絶不調です!」
(>_<)
と訴えられる患者さんもいらっしゃいます。
コロナ自粛で代謝力がガクンと落ちてる方、
その上で更にこの蒸し暑い梅雨の気候がお身体をドーンと落ち込ませてしまう、といった状況なのだと思います。
◯ 在宅ワークが続いたために身体が固まっている
◯腰が重痛い (長時間の坐位から)
◯頭痛 (長時間のパソコン作業で目と頭脳の酷使)
◯五十肩様の上肢の痛み ( 運動不足、上半身の偏重)
◯全身が重い ( 代謝力の減退、体内に水が溜まる)
◯やる気がでない (消化力の減退によりエネルギーが作れない、回らない)
◯寝ても寝ても眠たい (エネルギーが頭脳へ行かない…主に脾臓の弱りによるもの)
◯朝から気分が落ち込む、憂鬱だ
◯自粛生活で思い通りに行かず、イライラする
などなど。
そりゃ、雨が降って気分爽快!なんていう人は少ないと思いますが、
この時期、過度に落ち込みがひどくなっている方々には、ある共通のお身体の状態というものが見受けられるのです。
それは、
身重感。
体内に水毒が溜まって、重い。
中医学では、
「湿痰」
などともいう、病理産物です。
デスクワークで長時間の坐位が続いたり、運動不足で代謝力が低下してしまうと、
食べたものが未消化のまま、お腹に残ります。
お腹に残った食べ物や水分が、体内に貯溜して排出されないと、
どーんと身体が重たくなり、
(特に目覚めたばかりで気血が全身に巡りにくい午前中に)
疲れが残ったままのような、肉体的にどよーんとなるばかりか、
精神的にもどよよ〜んとなってしまいます。
少し活動を始めて身体が回り出すと、その症状は改善していきますが、
しんどいので余計に動かなくなると、
悪循環
になって、
負のループから出られなくなる危険性大。
こういった状況は、代謝力が低下した場合には誰にでもあり得ることです。
それに拍車をかけるのが、
糖質過多な食生活
だと思います。
この時期の体調不良から脱するにはどうしたらいいのー?
今日は、私が普段からよく患者さんにお話ししている逆説的な【鬱をつくるレシピ】について書いてみたいと思います。
【鬱をつくるレシピ♬】
鬱をつくるには、以下のレシピを参考にしましょう。
【1】糖質過多の食事を毎日続けましょう。
(とくにめん類、小麦をたっぷりと。お酒も多めに。
つまみには揚げ物、肉の脂と、ポテチやチーズも欠かせません)
【2】運動はしんどいからやらない。
(歩くのは面倒臭いから、車や自転車で座って移動しましょう。汗を掻くなんてしんどいことはしない!)
【3】ストレスは食べて解消。または誰にも言わず我慢する。
気分転換はしない。とことんストレスを抱え込むこと。
【4】お風呂は年中、シャワーだけで。湯船には(熱くてしんどいから、面倒だから、水道代節約するため) 浸からない。
(風呂上がりにはアイスやビールでお腹もクールに保とう)
【5】 夜更かししましょう。夜中の1時〜3時にゲームや携帯をすると吉。頭脳が熱くなって、交感神経優位が持続します。
特に【1】と【4】はこの梅雨時期には効くでしょう。
体内に水毒が溜まりやすくなりますから。
とまぁ、ちょっと意地悪に書いてみましたが、
このレシピを読むと、そりゃ誰がやっても当たり前に体調崩すよね、っていう生活形態ですよね。
(^◇^;)
鬱になりたくなければ、このレシピと逆のことを1つでも2つでもするといいでしょう。
いま、鬱だという方も、このレシピのようなことを避ければ、少しずつ気分が安定的に上がっていくと思います。
もちろん、長期に渡って抗精神薬を飲んでいる方は、上記レシピをヒントに少しずつ変えていきながら、医師の指導の下で減薬を目指されるのがいいかなと思います。
もう少し専門的なことを言いますと、
鬱のタイプはこの水毒タイプだけでなく、虚弱体質の方や、気血の不足しているタイプもあります。その場合の対処法は異なってきます。
もし自分が鬱なのかなぁと感じられる場合は、まずどの体質・タイプなのか、中医学の専門家の診断とアドバイスを受けられることをお勧めします。
ただ、生活習慣はとても大事なポイントになりますので、
【鬱の逆レシピ】をご自分で考えながら、実践していくことが、コロナや天候条件に負けない、健康維持につながっていくと思います。
\(^ω^)/
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