夏が来る
こんにちは。
南森町は八重桜もそろそろ終わり。
先週は、院長、吉野は奥千本まで上って来ました! 😆
奥千本ももう桜はピークを過ぎていましたが、念願の吉野山です。
気持ちよく歩いてきました。
やっぱり下千本と上千本では開花の時期が違うようで、一度に見るのはムリ・・・。
来年は2回に分けて行こうかな^^
そして・・・大阪は・・・青葉が目に沁みる季節になってきました。
一年で一番気持ちのいい季節到来です!!
うち(西宮)の近所の川では昨日から「鯉のぼり」が気持ちよさそうに泳ぎ始めましたよ 😮
5月5日は端午の節句ですが、旧暦では「立夏」。
もうすぐ夏がやって来ますね 😆
夏なんてまだ実感が湧かない?かもしれませんが、
人間のカラダのほうは、旧暦で動いています。
そろそろカラダは夏到来です!
東洋医学では、人体にも季節があると考えていて、
たとえば脈。
夏になると、脈は「洪(こう)脈」といって、元気があって強く打つ(=血管が拡大して熱を外に発散しようとするので、太くて洪水のように溢れる脈)になります。
今は春ですが、春は「弦(げん)脈」といい、ピアノの弦を弾いた時のような感触の脈を打ちます。
いま=4月の下旬は、春から夏にかけての移行期ですから、弦脈から洪脈へとミックスされたような脈を打ち始めます。
私も患者さんの脈を診ながら、「ああ、夏が近いなぁ…」とか、季節を感じております。
夏になっても「洪脈」を打たない場合は、それは何かの異常があるためと考えます。
季節に沿ってカラダが正しく変化していくのが、健康な人間というわけです。
一般の方にとって、わかりやすい季節の感じ方といえば、「風」。
春の風は東から吹きます。夏は南、秋は西、冬は北風ですね。
いまは春から夏への移行期ですから、南東の風が正しい風=「正風(せいふう)」ということになります。
もしこの時期に、北風や西の風が吹いていたとしたら、それは「逆風(ぎゃくふう)」といって、良くない風です。
逆風が長く続くようだと、人々は体調を崩し始めます。
自己防衛策として、逆風には当たらないようにするといいのですが、
さてさて現代人の私たち、風を正確に察知できるかしらー?
風だけでなく、
匂い、気温、湿気、色、音・・・
四季の変化、自然の移り変わりはあちこちで見られます。
五感をどれだけ働かせられるかな? 😯
お散歩の時、自分の感度を試してみるのもいいですね 😉
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