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院長コラム

睡眠と心臓の意外な関係。不眠、浅眠、中途覚醒などの睡眠障害は心臓の気血の状態が深く関わります。虚実を見極めて心臓の気血を調整していく鍼灸についてわかりやすく解説します。

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(※院長コラムは毎週月曜日の朝に更新しています)

 

こんにちは!

 

昨日は大寒で、大阪もだいぶ冷え込んできました。

皆様、風邪など召さずに、お元気にお過ごしでしょうか?

(^O^)

 

私は、子どもの頃から春先は必ず大風邪を引いているので、ホンマに苦手な大寒〜節分時期なのですが、

今年は昨年秋位から、砂糖(お菓子類)をやめ、糖質量を管理しているため、体調はすこぶる元気なんです。

キャッホー

\(^ω^)/

 

てな具合で、調子に乗っていますが、2月が終わるまではまだ気は抜けません!

 

さてそんな時期、来院される患者さんの中には、

足が冷えるの!

(>_<)

と訴える方が増えています。

 

女性は月経周期などにも関係して、足が冷たい人が多いですね。

そして足の冷たい人の中には眠りがイマイチという方が意外に多いのです。

“頭寒足熱”の逆パターンですね。

なので、この寒い時期に不眠の女性が増える、というのも頷けます。

不眠は翌日の活動に大きく影響してしまうので、それが何日も続くとなれば、それは深刻な悩み苦しみになってしまいますね。

(T ^ T)

 

ということで、今日はこの「睡眠」の持つ深〜い意味、ついてお話ししたいと思います。

 

睡眠の要は「心臓の気血の状態」です。

 

東洋医学では、睡眠を司るのは心臓とされています。

 

心臓=眠り?

(・・?)

 

心臓って血液を全身に送っている器官じゃないのー?

ーーーーいいえ、それだけではありません。

 

 

東洋医学では、心臓は血液を送り出す作用以外に、もう一つ、とても重要な役割として、精神活動を司ることを挙げています。

その精神活動の一環として休息=睡眠があります。

そして心臓の気血の状態(過不足)が睡眠に大きな影響を及ぼしているのです。

 

・気が多すぎる/少なすぎる

・血が多すぎる/少なすぎる

 

(´・_・`)

 

こういう気血の状態が眠りには大敵になるんですねー。

 

いろいろな睡眠障害、まずはどのパターンかを見極めること。原因別に対処法が見つかります。

 

ひとくちに不眠と言ってもいろいろありますね。

 

A) 寝つきが悪い: 布団に入ってから眠りにつくまで1時間以上かかる、ひどい時は明け方まで眠れない

B) 浅眠 : 眠りが浅くて、夢を見る、小さな物音でも起きてしまう

C) 中途覚醒 : 寝つきは良いが、夜中に目が覚める、何度も目覚めてしまう、目覚めるとなかな眠れない

D) 不眠 : 寝つきも悪く、眠ってもウトウトするくらい、熟睡感が全くない

E) 多夢 :一晩で複数の夢を見るので寝た気がしない、すごく疲れる

 

 

あなたの不眠はどのパターンでしょうか?

もちろんA)とB)の複合、とか、A) B) D) E) 複合型、ということもあるでしょう。

そして、それぞれの症状ごとに虚の状態と実の状態があり、その人が虚と実、どちらになるのかを見極めていくことが、症状改善への第一歩になるのです。

 

 

虚と実、どっちか見極めることが大事です。

 

A)〜D) の中で、その人の症状が実証か虚証かを見極めることは睡眠障害を治療する時に非常に重要です。

 

それは、たとえばA) 寝つきが悪い場合、

1)  布団の中に入っても足の冷えが取れない

2)  日中、忙しく過ごしていて、布団の中に入っても、あれこれと考えが浮かんできて頭が冴えてしまう

1)と2)、どちらも実証と虚証の場合がありえます。

 

実とは過剰。

虚とは不足。

東洋医学の分類で、気血津液の状態、五臓六腑の状態に過不足があるかないか。

もし、その人になんらかの過不足な状態があれば、それが最終的に心臓に影響して、心臓の気血の過不足が生じてしまい、睡眠障害が起こってくるのです。

 

 

「虚」か「実」か鑑別できたら、あとはそれに相応するに治療法を適用するだけです。

 

それだけ?

(´・_・`)?

 

そう、たったこれだけ、と簡単そうに思えるのですが、

実際の臨床では、複合パターンの睡眠障害が多く、結構難しい。

過不足についても、気か血か、臓腑ではどうなっているか、心臓との関係ではどうか、など、原因が複雑に絡み合って、虚と実、両方=虚実錯雑なことが多いのです。

その場合は、問診やツボや舌、脈などの体表観察をすることで、より総合的に、的確に、その方の状態を判断していきます。

虚実を的確に判断できれば、改善までの道のりが見えてくるでしょう。

(^O^)

次回は、具体的な臨床例から、実際の睡眠障害に対する鍼灸での治療を見ていきたいと思います。

 

\(^ω^)/

 

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