toggle
大阪市南森町駅より徒歩2分

院長コラム

涙のツボ

Pocket

こんにちは(^-^)

梅雨に入って湿度が上がり、身体が重たくなる季節。

こういう季節は、気血のめぐりも滞りがちになり、じっと動かずにいると、気分まで落ち込みそうになりますね。

そういう時は、できるだけ外に出て、街路の鮮やかな紫陽花の彩りや、潤いのある若葉で心身を洗う、というか、五感をリフレッシュさせるのが、プチ・リセットのコツなのかもしれません。

********************

先日、久しぶりに来院された高齢のA(♀)さん。

1か月程前から、首の後ろから後頭部にかけて熱くて痛くて、夜も眠れない、とのこと。

たしかに、触ってみると、その一帯にものすごく熱感があり、皮膚も真っ赤になっています。

脈も硬くてドクドクしています。(・_・;

私「何かありましたか?」

ひと通りの体表観察を終えた後、尋ねました。

するとAさん、

ご家族のことで心配事があって、その事を思い出すと、カーッとなってしまう。
夜、床についてもそのことが思い出されて、カーッとして眠れなくなるのよ、

とお話しくださいました。

いつもは明るいAさんも、自分だけではどうにもならない事柄に直面して、心を痛めておられる様子。
お身体にも、そのような反応が出ていました。

手のツボに1本、鍼をしました。

5分ほど経って、

「先生〜!」

 呼ぶ声の先はAさんでした。

「どうされましたか?」

 カーテンを開けて、声をかけると、

 
 
「先生、涙のツボに刺したの?」

「・・・?・・・・」

 見ると、Aさんの両目に涙がいっぱい溜まっています。

 ( ´ ▽ ` )ノ 

  

「・・・そうですよ。涙のツボに鍼をしましたからね。
  涙が出てもいいんですよ。いっぱい出たら、頭もきっとスッキリしますよ〜」

 (^o^)

 術後、Aさんは「なんか、とっても軽くなりましたー」

 と言って帰っていかれました。

 (^-^)

********

 
 「気」は、私たちの想い以上に、思いがけない世界を見せてくれることがあります。

 
     鍼はその「気」が最大限に動くように導く道具です。

 患者さんへの施術の中で、
 鍼を通して患者さんの「気」が、本当に不思議なチカラを発揮して動く瞬間があります。

 それを感じられた時、なんともたとえようのない幸せと感謝の気持ちでいっぱいになります。

 鍼灸をやっていてよかったな、と思う瞬間です。

 
  


 
*****************

※「人気ブログランキング―――東洋医学部門」。 
 皆様の応援を頂きながら、ゆっくり歩んでおります。 
 ランキングはとっても励みになります。 
 更新もがんばりますので、これからも応援どうぞよろしくお願いしますm(__)m  
左側のサイドバーにある「人気ブログランキング」のバナーをクリックして頂くと、ポイントが入ります。
ポチッとよろしくお願いします。

大阪市北区・梅田・東梅田・天満に近い女性に優しい治療院《鍼灸院ほまれ》

*****************

関連記事