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院長コラム

しんどいという症状 その2

2018-11-01|院長日記
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こんにちは(^-^)

【しんどい】という症状を、鍼灸ではどのようにして分析して、どう治していくかー。

前回は、患者さんの【しんどさ】を詳細に分析する方法として 、Yes/No, How, What, When, Why の質問方法と、分析チャートを作っていくことについてお話ししました。

    

こうして出来上がったチャートを、
今度は、中医学の定理にあてはめていきます。

    

【中医学の定理      弁証法】

【六経】、【五臓六腑】、【気血津液】、【衛気営血】、【三焦】、【正邪】弁証法というモノサシを使います。

なんだか難しい単語が並んでいますね…。

ε-(´・`) フー

  簡単にいうと、それぞれは、別のモノサシだと思ってください。

   たとえばの例ですが、

   1個の《花瓶》を説明する場合

  
       

    高さ、幅、重さ、形、色、材質、製作者、用途、作製時期など説明の切り口がありますよね。

    丁度それに当たるのが、この6つの弁証法(切り口)なのですね。

【弁証法でなぞ解きをする!】

   

これは中医学を基礎とする「北辰会方式」の弁証法=《症状解析法》なのですが、これがとても便利なツールなのですよ♪

   
切り口が明快に作られていて、患者さんの症状を分析するには最適のフォーマットになるのです!
なので私はどんな患者さんの症状に対しても、いつもこの方式を使います。

たとえ難治性の症状であっても、この方式にあてはめることで、謎が解けていきます。

この弁証法(症状を分析して治療法を導き出す理論)を使うと、症状を客観的に分析して、症状の病態や原因を明らかにしていきやすくなります。

【自己流になりやすい鍼灸を、より客観的に!】

   

こういう信頼できるフォーマットを使わないと、どうしても主観が先行してしまい、ニュートラルで冷静な見立てがしにくく、自己流で偏った治療になりがちです。

数学にたとえたら、定理や数式みたいなもの。
だからこそ、これを診断の中心にすえれば、どんな症状にも対応できて、患者さんの状態を多角的にいろいろ見ることができるのです。

いわば万能ツールです。

    

    《黄金比を見つける!》

【”あいまいさ“はNG。数学的に正解を出せ!】

「しんどさ」といった、一見、あいまいな訴え。

中医学ではそのような”あいまいさ“を、そのままにはしません。

患者さんのどのような訴えにも、定理にのっとって質問を重ねて、そうして患者さんから収集した情報を数式によってきっちり分析していきます。

    
 

  患者さんの状態を明確に把握し、最短の治療法を決定していければ、患者さんにも負担をかけないで済みますよね。

  この方法は治療家にとって便利という以上に、患者さんファーストにするためのメソッドでもあるのです。

  図式でもって表されるので、誰が見ても明らかなものになるから非常に客観的。

  決して主観や印象という曖昧な判断にはしない、というところがポイントです。

【あいまいさ】を【形】にしていってこそ、よく効く鍼が出来まるということ!!

 
  
       
   

(*゚▽゚*)

患者さんからお話は、ちょっとしたひと言に、症状を緩解に導くための鍵が潜んでいることも多々ありますから、

私たち治療家にとっては、まず患者さんのお話を丁寧に、注意深く聴いていかなければなりません。それが鉄則です。

これ、当たり前のようで、やってみるとなかなか難しいスキルなのですが、これなくしてシャープな治療はあり得ないと、肝に命じています。

ちょっと難しくなりましたが、以上、「しんどい」を解消するための最初の大事な一歩、中医学弁証についてでした。

(^O^)/

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