「痛み」は心で感じるもの その2
こんにちは!^^
前回はストレッチでの痛みを例に挙げて、
【痛み】の解放方法について書きました。
【痛み】を痛みとしてではなく、自分の中に起こってきた感覚として、レッテルを貼らず、ネガティブにもならず、そのまま受け止めてみる、というのが、痛みを解放していく方法でした。
このように、
【痛み】というのは、自分の心の状態に左右される傾向があるようですね。
隠喩的に言えば、【痛み】とは自分にとって「耐えがたい何か」を象徴しているもの、ではないかなと思います。
ストレスなどが強いと、痛みは強く現れます。
ちょっとした痛みでも、いつもよりひどく感じられる、痛みが気になって仕方がない、
逆に、何か他のことに夢中になっている時は、痛みはあまり気にならなかった、
という経験をしたことはありませんか?
【痛み】とは、自分の潜在化した思い・感情を代弁して、表面化しているものなのではーー?
こんなふうに痛みの本質を考えていくと、とても興味深いですね。
【痛み】が<自分の中にある潜在化した思い・耐えがたい何か>を代弁するものだとしたら、
その苦しみ=苦痛にはどんなものが考えられるでしょうか?
1)精神的な苦痛(感情、イライラ、不安、孤独など)
2)社会的な苦痛(仕事や家庭、人間関係など)
3)人生における苦痛(生きる意味、死生観、死の恐怖など)
苦痛には解決できそうなものと出来なさそうなものがありますね。
だからこそ、分かりやすい【痛み】となって現れるのかもしれません。
まぁ、これは仮説なんですがー。
東洋医学では、
【痛み】は最終的には【心の臓】で認識して初めて痛みとして感じることができるもの、
とされています。
心臓は精神活動を束ね、コントロールしている精神活動の王様。
【心臓=精神】と【痛み】の関係。
数千年前の伝統医学も、痛みと心はとても密接なものだと言っているのですね。
当院でも、痛みの鍼灸治療に、心臓に関係があるツボを使うことがよくありますが、
精神的な苦痛や不安感などには、よく効くツボだと思います。
(^_^)v
【痛み】とは肉体的な反応を超えて、さらに奥深いものがありそうです。
痛みが起こったら、「何か言いたいことある、自分?」と問いかけてみるといいかもしれません。
また折にふれて、痛みのこと、お話ししていきたいと思います。
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