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院長コラム

怒りと病気2

2013-12-14|院長日記
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○怒りは自分を焼き尽くす<火>

 「愛情は、創造したり、何かをつくったり、育てたりするエネルギーですが、
  怒りは、拒否したり、捨てたり、壊したりする否定的なエネルギーです。
  そして、その怒りはどこに生まれるかというと、自分のからだの中です。
  ですから、怒りが生まれると同時に、怒りは自分を壊し始めているのです」

『怒らないこと』(アルボムッレ・スマナサーラ著、サンガ新書)より

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こんにちは(*^_^*)

 師走もそろそろ後半。

 街は慌しくなってきましたけれど、それにしても北風が強くてさむッ・・・(>_<)

 そんな冷えきった五臓六腑を温めるには、お鍋と熱燗が一番ですね…(^з^)-♪

 さて、前回は怒りとカラダの関係についてお話ししました。

東洋医学では<怒り>は肝の臓と相互関係があり、

怒ってばかりいると肝の臓を病み、肝の臓を病んでいる人は怒りっぽくなる傾向がある…というようなことを書きました。

<怒り>は、現代を生きる人間には避けられないものかも・・・

 でも、野放しにすると病気になる?

ではどうすればいいの-?

┐( ̄ヘ ̄)┌ 

ということで、今回もこの<怒り>という、ちょっと手ごわい感情を<ほどく方法>について考えてみたいと思います。

まずは、東洋医学でいう「肝の臓」の働きを整理して見てみましょうか。

下の図は「肝の臓」を取り巻く相関図です。

○(赤の矢印)精神的な動きでは、怒りや緊張、我慢、疲労などは肝の臓に影響を及ぼし、肝の臓の正常な動きを阻害します。

その逆も然り。肝の臓の働きが悪くなると、怒りや緊張、疲労などが増幅してきます。

○(緑の矢印)身体的な面では、目、爪、筋肉、肝臓、生殖器などは肝の臓がコントロールしています。

そして、肝の臓が病むと、目、爪、筋肉・・・などの器官が病んで、それぞれの部位に、たとえば充血、かすみ目、肩コリ、生理痛、子宮筋腫など、さまざまな症状が発生してくるという関係です。

_φ(・_・

「鍼灸院ほまれ」の養生法に「ゆっくり、ダラダラ、手ぶらでお散歩する」というのがあります。

近頃、世間では<速歩き健康法>なるものが流行っているようで、公園で中高年の方々が一生懸命速歩きされているのを見かけますが、

私はあえて<何も持たず、老人が歩くように、ゆっくり、ダラダラ>歩くようにアドバイスしています。

なぜ<ゆっくり、ダラダラ、手ぶら>が良いのか――。

その答えは、この図の中にあります。

<筋肉>と<肝>と<緊張>と<怒り>のところを見てください。

<ゆっくり、ダラダラ、手ぶら>でしばらく歩くと、まぁ当たり前ですが<筋肉>が弛緩しますよね。
すると…


<肝の臓>に影響が及びます。(肝の臓が“ゆるんだ”状態になると言えばいいかな?)
すると…


<緊張>が解けます。
すると…


<怒り>も解消する……はず。

なのですが…。

(-。-;

さて、そんなに上手くいくのかな?

q( ̄3 ̄)p 

怒りが沸き起こると、私は大抵いつも、お散歩に出かけます。

怒りが大きければ大きいほど、お散歩時間を長くします。

まず最初に、自分の中に沸き起こった怒りを思い浮かべ、しっかりとその内容を確認します。

「私は、これこれ、こういう事で、(あるいは○○さんに対して)<怒り>を感じている」と確認するのです。

そしてブツブツ、その内容を反復・復唱しながら、自己弁護も加えながら(笑)、歩き出します。

その時の大事なポイントは、<下(地面)を見ず、上を向いて歩く>ことです。

上を向いて、空や雲や木々や飛行機や鳥など、あちこちに目を移しながら、歩くのです。

転ばないように足元に目をやったりしますが、基本的には上を向いて、目をキョロキョロさせながら歩くのがポイントです。

さて、この方法で30分くらい経過すると…

どうなるか…
(’o’)

みなさんも試してみてください。

目に入ってくるものに意識を向けているので、そっちに注意が行って、あらあら不思議(笑)、

たいてい、当初の怒りの内容を復唱することはなくなっています。

♪(´ε` )

怒りはどこに行ったのでしょう?

それでも私は、しつこく、後生大事に(笑)、怒りの内容を思い出そう、許せない事(人)を心にとどめておこうと思うのですが 

(^◇^;)

長い距離をゆっくり歩いた後は、

「めんどくさーい。やーめた。せっかく気持ち良くなったのに(思い出すなんて)アホらしいもん…」

とか、

「ま、いっか」

(^◇^;)

 っていう気持ちのほうが、強くなっています。

 こういう状態が、
<肝の臓>がゆるんだ状態というのでしょうね。

筋肉がゆるむと肝がゆるむ、肝がゆるむと緊張がゆるみ、そして怒りがほどけていく…

単純明快。
東洋医学的な<お散歩>からのヒント。

o(^_-)O

難しく考えなくても、だれでも簡単に出来る方法です。

最後に、前回ご紹介したルイーズ・L・ヘイの本から、印象に残る言葉を記します。

○身体とこころと魂は、健康のための1チーム

 「健康とはこんなこと。
  疲れを感じない。
  食欲が旺盛。
  すぐ眠れるし、朝はパッとおきられる。
  すぐれた記憶力と、抜群のユーモアのセンスがある。
  考えや行動がハッキリしている。
  誠実で、謙虚で、感謝の気持ちと愛にみちている。
  さて、あなたの健康度はどのくらい?

  『こころがやすらぐ本』(ルイーズ・L・ヘイ著、大和書房)より

鍼灸院ほまれのホームページはこちら。

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