アレルギーと食べ物養生 その1
前回、この季節、夏から秋にかけての季節の変わり目は、胃腸の調子が乱れ、弱りやすいというお話をしました。
(^-^)
ここ大阪では、真夏日が過ぎたかと思うと、昨日などは夕方から急に冷え込んで、薄手のジャケットが手放せない夜になりました。
気温差が大きいと、カラダはついていくのが大変です。急な冷えにやられて、風邪っぽい症状、鼻水やら、喉痛やら、それからお腹にきて下痢したり・・・秋の始まりはいろいろな症状が出やすくなりますね。
(>_<)
さて、しつこいアレルギー症状。
このアレルギー症状。ぜんそくやアトピー、花粉症、鼻炎など・・・が秋に出やすいという方がおられます。
東洋医学では、アレルギー症状を抱える人には、体質のベースに胃腸の弱りがある人が多い、という考え方があります。
詳しくは、鍼灸院ほまれのHPの症状別対処法(アレルギー症状)
https://shinkyuin-homare.comcondition/condition09.html
をご覧いただきたいのですが、
食べ物を消化するのは、東洋医学では「脾(ひ)」という臓器です。
大雑把にいうと、<胃腸>に近いものなのですが、この「脾の臓」が弱って、食べ物の消化活動が弱ってくると、生命エネルギーの源である「気」や「血」が作れなくなったり、たとえ作れても「気」を全身にめぐらす力がなく、動かなくなる(=「気滞」といいます)が起こりやすくなるのです。
そうなってくると、「脾」だけでなく、他の内臓(とくに「肝」や「腎」)にも悪影響が及び、アレルギー症状が深刻化していってしまいます。
五臓六腑の中では、消化活動を担う「脾」の役割はとっても重要。
「食べ物を消化する力をつけておくこと」が「アレルギー症状を改善する重要ポイント」になってくるってことですね。
_φ(・_・
では、
どんなものを食べたらいいのーー?
気をつけたほうがよい食べ物ってーー?
( ̄▽ ̄)
大雑把ですが、「鍼灸院ほまれ」でやっているアレルギー症状に対する食のアドバイスには【4ヶ条】あります。
第1条「バランスよく食べる」
何か一つの食べ物(グループ)に偏るのが一番良くないです。
簡単にいうと、「いろんな色」の食べ物を食べるとよいでしょう。
東洋医学では「色」は大切。「五行」といって、自然界を5色に分けたり、人体を5色で表現したりします。
食べ物もある程度、「色」でグループ分けできますので、バランス良く食べるには、「色とりどり」の食べ物を食べると良いと言われています。
第2条「野菜と海藻をたくさん食べる」
野菜や海藻類は、「陰陽」で大きく分けると、「陰」の食べ物です。
アトピー、じん麻疹で、赤い発疹が出来て痒かったり、鼻炎で出る「鼻汁」や喘息時に出る「痰」が黄色かったり、白濁しているのは、体内の「陽気」が強すぎるためです。そういう場合は「陰」の食べ物を食べて、体内の「陰陽」の状態のバランスを取るようにします。
この考え方からいうと、食べ過ぎに注意したほうがよいのは「陽」の強い食べ物。
肉、揚げ物など脂っこいもの、一般に「赤い色」の食べ物といえばわかりやすいかな?
「赤い色」…お肉、まぐろ・カツオなどの赤身の魚、「エビ・カニ」など甲殻類も陽気が強いために食べ過ぎはNGです。「唐辛子」など「赤い」香辛料も…食べすぎに注意。
C= (-。- ) フゥー
……
えっ?
好きなものばっかりNGですか?
うーん (´・_・`)
好きなものって、どうしても、食べ過ぎしやすいですけどね…(^◇^;)。
バランスの観点から言うと、
「好きなもの、食べていいけど、ほどほどに」
でしょうねー(*^^*)
あと2カ条ありますが、それは次回につづきますー
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