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院長コラム

アレルギーのお話 その2

2013-10-01|院長日記
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秋に出やすいアレルギー症状。

前回は、東洋医学では、アレルギー症状がカラダのどの部分に出るかによって分類をする、というお話をしました。

1)「肌」に出るもの⇒アトピー性皮膚炎、じん麻疹

2)関節に出るもの⇒関節リウマチ

3)肺に出るもの⇒気管支ぜんそく

4)顔面に出るもの…鼻とか目とか、頬っぺたとか⇒花粉症、アレルギー性鼻炎、

1)~4)のそれぞれの違いは何でしょう?

…という前回の問題。

ε=(・o・*) フゥ

さぁ、その答えの○○は――

わかったかな?

(“э”) 

答えは、「深さ」です。

1)肌(皮膚)は人体のもっとも表面、外界から見ると浅い(近い)位置にあります。

4)も顔面の表面に出るので、見方によっては1)と同じグループに属します。

2)関節は皮膚から少し「深い」位置にあたる筋肉と骨の部位。

3)肺は内臓、気管支もそれにつながるものですから、4つの中では一番深い位置になりますね。

_φ(・_・

東洋医学では、人体の深さを表現するのに、
浅い順から「皮毛⇒肌肉⇒筋⇒骨」の4層を考えています。

もうひとつの切り口、△△の答えは「上下」です。

4)の顔面は人体を上・中・下に分けると、上部ですよね。そして顔の皮膚ですから「上部の浅い表面」ということです。

3)の気管支ぜんそくも「上」半身ですね。

1)のアトピーも、顔や首や手に出るのか、お尻や膝の裏に出るのかで「上」か「下」かに分けることができます。

2)リウマチもどこの関節に出やすいのかで分けることができます。

ちょっと難しいかな?

(-“”-;) 

さて、なぜこんなことを言ったかというと、この分類は、治療法を考える重要なヒントになるからです。

(*^_^*)

アトピー性皮膚炎とぜんそくを交互に繰り返す方がいます。

 アトピーが良くなったかと思うと、ぜんそくに出る。
 ぜんそくが良くなると、アトピーに出る…。

 こういうケースは、東洋医学では「病の性質が同じ」と診ます。

 病の原因となる悪玉要素があるとして、それが体内で移動して、「浅い所」に出たり、「深い所」にもぐったりしている現象としてとらえるのです。

 西洋医学ですと、皮膚科に行ったり、呼吸器科に行ったりして、治療法も別々、薬も別になりますが、

 東洋医学では、原因は一つなので、アトピーとぜんそく、治療法は基本的に同じなのです。

「異病同治」(病名が違うけれど、治療法は同じ)といいます。

ちなみにその反対の「同病異治」(病名が同じだけれど、治療法が違う)というのもあります。

病気の根本原因である悪玉要素の種類や性質によって、治療法を変える、ということなのですね。

ではアレルギー疾患で「悪玉」になるものって何でしょうか?

体内にどんな「悪いもの」があると、アレルギー症状が出てくるのかー?

( ̄▽ ̄)

次回は、アレルギー疾患の「悪玉」のお話です。

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