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院長コラム

運気のお話 その2

2013-09-20|院長日記
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運気のお話のつづきです。

前回は「運気」と東洋医学はとても縁が深そうだというお話をしました。

そもそも「運」は中国語では“動く”、“動かす”という意味。

だから「運気」は“気を動かす”という意味があり、そこから古代中国では「導引」などの気功術を使ってカラダに気を通すことを「運気」と呼んでいたということです。

さて、さらに辞書を調べていくと、「運」という字はまた、「雲」から由来しているようです。

そういえば、中国語の発音でも、「運」も「雲」も<yun:ユン>と読み、同じ発音です。

(^ー^)ノ

「雲の気」と書いて「雲気」。

「雲気」の意味について、日本の『大辞泉』にはこう書かれていました。

1) 雲。また、雲の動き。

2) 空中に立ち上る異様の気。昔、天文家や兵術家が天候・吉凶などを判断する根拠にしたもの。

…なるほど…( ̄▽ ̄)

大昔の中国では、戦争の時に、相手方の陣地の上にある雲の形(=雲気)を見て、勝ち目があるかどうかを決める材料にしたとか。

 
 あの『三国志』の諸葛孔明も、自然現象を味方につけて戦った名将です。

彼の考案した 「奇門遁甲方(きもんとんこうほう)」という戦術は、相手の軍勢の配置や自然現象を読み、戦法を変える方位術。

日本にも古代、中国から伝えられ、明治時代に至るまで、歴代の軍師が研究した本がたくさん残っています。

 戦争という、大勢の人間の命や幸せを左右する事柄にも、それだけ自然現象=雲気=運気というのを重視していたということなのでしょう。

_φ(・_・

・・・こうして見てくると、「運気」とは、単なる“占い”の域を超えておりますね。

(^◇^;)

まぁ、自然現象の観察=自然科学ですからね。一定の法則あってのことなんでしょう。

ということは、結局、

“自然現象を無視しては、幸運もやってこない=運気も上がらない”

ということになるのかしらん?

σ(^_^;)

お掃除をしたら運気が上がる、というのは、
つまり、

部屋を片付けて、風通しを良くすれば、空気が自由に行き来できて、「気」の通りがよくなる=自然界の根本物質である「気」の動きを妨げない環境にできる、ということなんでしょうか。

何事も、「自然の動きにまかせる」「逆らわない」ことが、運気上昇の秘訣なのかもしれません。

画像は「雲気文」という雲の形の文様。
古代、陶磁器の文様としてよく使われていたようです。

運気は雲気。

単なる迷信とか占いではなく、古代人の自然科学から生まれた深い智慧と洞察の結晶・・・なんですね。

・・・とわかれば、お掃除にもがぜん、やる気が出てきますね♪

*\(^o^)/*

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