夏の養生法 その1
一昨日(23日)は「大暑(たいしょ)」。
一年で一番暑さが厳しい時期ですね。
今年は梅雨明けが早かったせいもあり、まだ7月なのに、早くも体力消耗。持久戦のようになってきている方もいらっしゃるのでは?
これからの時期、なんとか夏バテせず、元気いっぱい過ごせるよう、夏の養生法についてお話ししていきたいと思います。
今日は、《その1. 夏の時間について》です。
東洋医学では、四季の変化に応じて人間も過ごし方を変えていくのが健康の第一の秘訣、とされています。
では夏はどんなふうに過ごせばよいのかな?
東洋医学のバイブル、約2500年前に書かれた「黄帝内経 素問」という本の『四気調神大論』には、こんなふうにあります。
「夏三月、此れを蕃秀と謂う。天地の気交わり、万物華さき実る。夜に臥し早く起き、日を厭うことなかれ。」
ん、、、古典なのでちょっとむずかしいですが ε=(・o・*)
ワタシ流に解釈しますと、
「夏の三ヶ月を蕃秀(ばんしゅう)というんだけど、
これは万物が成長して繁栄する時という意味なんだ。
自然界のあらゆるものは、激しく動いて、交わり、その活動は全開ビンビン↑↑↑になるんだよ。
だから、陽気がビンビンな昼間にフルに活動しよう。
夜は〈陰〉の時間帯だから、静かにして早く寝よう。夜更かしはNGだよ。
早めに寝て、朝は早起きするのが一番だよ。
夏は暑いのが当然。それが自然界の理に適っているわけなんだから、
夏の暑さを嫌ってはいけないよ。」
忘れがちな自然の摂理。
クーラーMAX、昼間は涼しいところでゴロゴロ、夜やっとモソモソ動き始めて、夜更かしなんか当たり前、な現代人にとっては、真逆なお話ですな。
(; ̄Д ̄)
でもこれに反した生活を続けるとどうなるかー?
(´・_・`)
続きはまた明日~(^O^)/
オマケ画像は今朝の天神様。
笛太鼓に合わせて、独特の踊り。
トランス状態です^o^
陸渡御の福牛さまもスタンバイ。
この牛さまは、評判が良いらしく、去年に続いて2年連続のご出場。
大人しいから、京都の葵祭にも出られてるとか。今日もがんばって歩いてねo(^_-)O
獅子頭に…噛まれたい (*゚▽゚*)