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院長コラム

鍼の力、鍼の可能性

2013-06-24|院長日記
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「院長の野外活動は、いつもいつもお散歩や飲みばかり…^^;」

・・・・と思われそうな当ブログですが、

そんなことはありません!!(“э”) 

昨日は院長が所属する鍼の流派=「(一般社団法人)北辰会」の定例会に出席してきました。

日進月歩の医学界。院長も(たまには)真面目にちゃんと勉強しておるのです(^з^)-♪

昨日は、北辰会の創設者である藤本蓮風先生の『経穴解説 改訂増補版』(6月メディカルユーコン刊)
の出版を記念して、

過去、各種学会誌に発表された北辰会会員の鍼灸師の先生方の症例集目録が配布されました。

ほとんどはこの10年間渡っての治療成果なのですが、
一覧で見ると、さまざまな病気が北辰会の鍼治療で治癒しているのがわかります。

消化器、循環器、内分泌、呼吸器、泌尿器、神経、精神科、整形外科、耳鼻科、皮膚科、婦人科、小児・・・・とほぼ全ての科を、鍼だけで治しているのがわかります。

とくに最近、目を引くのが、遺伝性の疾患。

遺伝性の病気が鍼でよくなるの?と驚く方もおられるかもしれませんが、
この論文の数々を見れば、それが可能だということがよくわかります。

東洋医学の場合、すべての病、疾患に対して、同じようなアプローチの仕方をしているので、遺伝性であろうが、難病であろうが、何か特別なことをするわけではありません。

鍼灸師の腕の良し悪しはとても重要ですが、理論的にはすべての病気は鍼で対応できるのです。

すべての病気に対応できる基本的な治療順序を簡単に説明しますと・・・

1)すべての病や疾患を、東洋医学の”ものさし”、診断法(脈診、舌診、腹診、ツボ観察など)でもって診断する

2)1)で得た情報から、病を陰陽、五臓六腑、気血など、系統立てて正確に分類していき、最終的に「証」(現在の病態。現時点での病名のようなもの)を決める。

3)「証」が決定すれば、あとは自動的に「治則」(=治療法)がわかります。どのツボにどういう鍼をすればよいかわかるので、その通りに治療します。

4)鍼をした結果、再度、脈診、舌診、腹診、ツボ観察などで身体がどのように変化したか確認する。
  それぞれが良くなっていれば、治療法が正しいということになり、
  以後もその治療を繰り返し、コツコツと積み上げていく。

  そうすれば、治癒に向かう。

ちょっと難しい言葉が出てきましたが、まぁ、こんな感じです^^

理論的にはどんな病気も鍼で対応できる、とはいえ、それは鍼灸師の腕が大きく左右します。

患者さんも賢くなって、治せる鍼灸師の治療院に行かないと損です!

それには、信頼できる方からのご紹介や口コミ情報などを参考にすることをおススメします。

学会で発表されている北辰会の先生方は長年、熱心に研鑽を積まれている方ばかりです。

千里の道も一歩から――。

私も末席ながら、鍼の力を信じて、日々研鑽あるのみです。

藤本蓮風著『経穴解説 改訂増補版』(6月末 メディカルユーコン刊)

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