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アトピー【症状・原因】

アトピー【症状・原因】

なかなか根絶しにくい
アトピーにサヨナラしたい。

アトピー性皮膚炎は、肘・膝関節周辺、首、顔、胸、お腹、背中、腰などにきつい痒みを伴って発赤し、掻くと出血したり、滲出液が出てまた痒くなるなど、しつこく、なかなか根絶しにくい皮膚のアレルギー症状です。
戦後、西洋スタイルの食生活が一般的になるにつれて、その影響のもあるのでしょうか、子供から大人まで、アトピー性皮膚炎で悩む方は年々増加しています。

その症状は、

  • 紅斑が広がり、痒い。
  • 紅斑が盛り上がっている。
  • 掻くと滲出液が出る。
  • 滲出液の色は透明、白色、黄色でジクジクしている。
  • 掻くと出血する。出血の色が濃い。
  • 皮膚の表面が硬く黒ずんでいる。
  • 表面が鱗(ウロコ)のように皺になっている。
  • 乾燥がきつい。カサカサして粉が吹いたようになる。皮が剥ける。
  • 乳児の頃からアトピーで、良くなったり悪化したりを繰り返している。
  • 複数のクリニックを受診したが、よくならない。どこに行けばいいか、悩んでいる。
  • ステロイドを使っているが、いつかやめたい。けれど、やめるとリバウンドが怖い。
  • 痒みと症状が悪化して、夜も眠れない。日常生活に支障が出ている。
  • 子供の頃から食べ物アレルギーがある。
  • 便秘でつらい。
  • 生理前に痒みが増す。
  • 食べすぎると悪化する。
  • 普段から発汗しにくいが、発汗し、毛穴が塞がると余計に痒くなる。
  • ストレスがかかると痒みが増す。
  • 人前で感情を出せず、我慢することが多い。
  • 掻くとスッとする。
  • 人前に出られない程、重症化してしまった。
  • ステロイドが効かなくなってきた。
  • 喘息とアトピーを繰り返している。
  • 最近、疲れやすくなってきた。頑張りがきかない。
  • 自然療法で根治させたい。

このようなお悩みをお持ちの方に、アトピーの東洋医学的な診断方法、原因のつきとめ方と、対処法(治療方法)をお話していきたいと思います。

しつこいアトピー、東洋医学ではどう診るの?

アトピー性皮膚炎は、症状が長期に渡って繰り返される場合が多く、症状の出方やその原因は個人差はあるものの、東洋医学的に分類すると、共通の症状と原因が見えてきます。

<A.原因によるアトピーの分類>
外因 空気、水、食物の汚染、天候・季節
内因 心因性ストレス、内熱(体内に熱がこもりやすい体質)、食事の不摂生、睡眠不足、遺伝的体質などが最終的に肺の臓(皮膚をコントロールしている)を弱らせる
東洋医学的に、アトピーの根本原因は「肺の弱り」。
それも、五臓六腑が関わって、最終的に肺を痛めた状態。
四蔵が肺に影響している

東洋医学では、皮膚は肺の臓がコントロールしています。
肺といえば呼吸ですが、肺や気管支以外にも、皮膚、鼻孔、鼻水などもコントロールしているというのが東洋医学の考え方です。

この「肺の臓」という東洋医学の観点からすると、アトピー症状のある人が、喘息も併発していたり、アレルギー性鼻炎や蓄膿(副鼻腔炎)だったりするのも納得がいきますね。

ということで、東洋医学では、アトピーは肺が原因。なんらかの理由で肺が弱ったことで、皮膚が正常に機能しなくなったことによって引き起こされたものだと考えているのです。

ただし、肺が単独で弱っているわけではないのです。
東洋医学でいう五臓六腑。この五臓六腑はそれぞれが連携して、助け合って動いています。
アトピーの場合、《肺》が単独で弱っているというよりも、他の五臓六腑にも弱りやバランス失調が生じたことによって肺に影響した結果、弱ってしまった状態であることが非常に多いのです。

五臓六腑のうち、どの内臓不調が
肺に影響を及ぼしているのか。

それはアトピー患者さん各人各様。違いがあります。
でも、複数の内臓の働きの不調が原因であるということは共通しています。

アトピーが長期化してなかなか良くならない、というのは、この原因の複雑さが根底にあるのです。
この複雑な原因をパターン化し、何種類かに分類し、そのパターン別に治療方法を正確に定めることによって、治療をよりシンプルにして最短コースで治していこうとするのが東洋医学の考え方です。

ですから、自分がどのパターンにあてはまるのか、それを見極めた上で東洋医学の治療法則に沿った治療を受けること、これが寛解への近道となるのです。

肺の弱り→五臓六腑の不調から発生する→個人差があり、一様ではない→複数の内臓不調が原因の場合が多い→治し方が複雑になる→治療も個々人にカスタマイズする必要がある!

<B.五臓六腑の不調による原因分類>
①肝鬱タイプ 空気、水、食物の汚染、天候・季節
②脾虚湿盛タイプ ストレスや過度の緊張、我慢などから肝臓が影響を受け、機能失調(肝鬱)に陥るタイプ。肝気がめぐらず鬱滞する(気滞)、火邪に変化する(化火)、気が上昇する(気逆)。肝が機能失調した結果、肺の働きを阻害して皮膚に異常が発生する。
③肝脾不和タイプ ①と②が合わさり、相互に影響し合う。ストレスが過剰になると脾臓が弱り、暴食過食するとストレスが増すなど、その度にアトピーに影響する。
④心気・心血タイプ ①が長期化したり睡眠不足が続いたりするなど、心因性ストレスが繰り返し起こることで、気や血の増減に影響し、心熱が亢進する、心気や心血の過不足が起こる。不眠、不安などと共にアトピーが増悪するタイプ。
⑤腎虚タイプ 先天的または後天的に腎が弱っているタイプ。腎と肺は呼吸に関わり影響し合うため、腎虚により肺に影響が出るタイプ。また腎虚は肝や心や脾にも影響を及ぼすため、①~④を引き起こすこともある。腎は水分調節や免疫力、体内の熱を冷ます働きがあり、生命力そのものを支えている土台である。疲れやすい、寝汗、冷えやむくみなども伴う。
<C.病邪による原因分類>

五臓六腑の不調による分類の他に、病邪による分類があります。これはアトピー自体の性質を分類するものです。五臓六腑の不調の原因とも重なり合っています。
病邪によるアトピーの分類は次のようになります。

①湿邪タイプ 体内に水分が蓄積するタイプ。滲出液は透明で水っぽいものが出る。
②熱邪タイプ 体内に熱が蓄積するタイプ。発疹は赤みがきつい。入浴後など体内が温まると痒みが増す。
③湿熱邪タイプ ①と②が合わさり、体内に熱邪と湿邪の両方を蓄積させるタイプ。アトピーは赤く、温まると痒くなり、白または黄色で粘性の滲出液が出る。
④風邪タイプ 外界の風邪が体内に入り込み、排出されず体内をめぐる。風のように動くため、痒みは身体のあちこちに遊走性に出る。クーラーなどの風に当たっても痒みが出る。
⑤寒邪タイプ 外界の寒冷の邪が体内に入り込み、体内を冷やし、気血のめぐりを停滞させ、局所的に気血が蓄積し、アトピーが発生する。冬場や夏場でもクーラーなどで冷えると悪化する。
⑥風寒邪タイプ ④と⑤が合わさり、寒冷と風による邪で体内の気血の停滞と凝結が起こる。

病邪分類について詳しい説明は<症状別 アレルギー>もご覧ください

アトピーがどのタイプか分類する

タイプがわかれば

治療法がある!!

このように、東洋医学では、アトピーのタイプを丁寧に見ていくことで分類していきます。

分類した後は、治療法の選択をします。この分類別に治療法が用意されているのです。

次は治療法について説明していきます。

アトピーを
改善する方法はこちら