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院長コラム

「冷え」を考える(2)

2014-02-14|冷え
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立春を過ぎてもまだまだ冬ど真ん中?のような大雪 😥

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

このブログ、しばらく更新できずに失礼しておりました。

先日やっと「鍼灸院ほまれHP」との合体作業が終わり、本ブログもURLを移転し、「院長コラム」として再スタートさせて頂くことになりました。

左のサイドバーには、カテゴリー別の目次や、コラム内をキーワード検索できる「検索エンジン」も追加され、以前より必要な情報を取り出しやすくなったかな 😎

 

スローペースではありますが、当コラムで四季折々に変化するカラダのお話や、病気や症状についての東洋医学的考え方、養生法のあれこれ、鍼灸院ほまれと院長の日常などを、徒然なるままに書かせて頂きます。

皆様に少しでも有益な情報をわかりやすくお伝えできるよう、アンテナを張っていきたいと思っております。

 

ブログランキングも引き続きエントリーしております(先日、首位の座を明け渡し(泣)現在第2位です)ので、こちらのほうも皆様のご支援をポチっとよろしくお願いしたいと思っております!

 

前置きが長くなりました。さて本題です。

今日は「冷えを考える」その2回目です。

 

巷では警報が発令されるほど、今年はインフルエンザが大流行。

寒波が来てギューッと大気が冷え込むと、インフルエンザがボワワンッと拡大・蔓延する感じがありますね。

 

この季節、寒気が地面、足元から入ってくる感じがありませんか?

鍼灸院に来院される患者さんも、足がキンキンに冷えているけれど、上半身、顔や頬っぺたはポッとリンゴみたいに紅くなってのぼせている方が多くいらっしゃいます。

 

【1】 冷えのぼせのメカニズム

 

下半身が冷えて、上半身がのぼせる症状は、前回の「部位による分類」でいうと(3)になりますが、冬はこのタイプの冷えが大半。

 

東洋医学では、外界(大気中)から入ってくる冷えは「寒邪(かんじゃ)」といいます。

寒邪はまず下半身に侵入しやすいという特徴があります。

ですから、まず足から冷えて、下半身が冷えに支配される。体内を適当な温度で温めて体温を維持している熱は、下からの冷えに押しやられて上昇し、上半身に偏ってしまうことになります。上と下とで温度差が激しくなるのです。これがすなわち「冷えのぼせ」状態なのですね。

つまり、外界から冷えが入ると、体内で気の大移動が起こるわけです。

 

【2】 冷えのぼせ解消法

 

 体内で気の大移動が起こって、下=冷え、上=熱に傾くのが冷えのぼせのメカニズムなら、その解消法は簡単!気を動かして元の位置に戻せばよいのです。

 これを「降気(こうき)」といいます。

 降気法にはいろいろありますが、自分で出来る簡単な方法は、

 

 ○足湯など下半身を温めて気を下ろす。

 ○頭を冷やして上の熱を下ろす。

 ○運動や歩行などで下半身・足裏を刺激して気を下ろす。

 

  などです。

 

 「冷えのぼせ」によって起こる頭痛や肩コリ、目の充血、鼻水、喉の痛み、むくみなどは、これで結構、解消されるので、試してみてくださいね^^

 

 

【3】 カラダの冷えはなぜ起こるのか―? 東洋医学の考え方

 

冷えのメカニズムを東洋医学ではどう考えているのでしょうか。

 

上述の通り、「冷えのぼせ」タイプの冷えは、体内で気の大移動が起きているということでした。

では、それ以外のタイプ、手足末端だけ冷えるとか、お腹が冷える、などの冷え現象はどうでしょうか。

 

この時も、東洋医学ではやはり、「気の動き」に着目するんです。

 

【4】冷えの原因は<気の停滞や不足>

 

東洋医学的に健康を考える時、重要なのは<気血のめぐり>です。

カラダの隅々まで気と血が滞りなく、めぐっているかどうかが重要になります。

<気と血>というのは、西洋医学でたとえると、まぁ全身の血管を流れる「血行」みたいなものです(ただし<気と血>は目に見えない)。それらが全身をくまなくめぐっていれば健康な状態を維持できると考えているわけです。

 

その観点から言うと、「冷え」というのは気血がめぐらない状態であると言えます。

「気」とは陽気(=温かいもの)なので、気がそこにあれば温かいはずです。しかし、それが何らかの理由で気がめぐらなくなって、ある部位で停滞または不足した状態になると、その場所は「冷え」てくるわけです。

 

「冷えのぼせ」現象は、寒気が「寒邪」として体内の下から入ってきて、そこにある気が凍えて動かなくなった状態。

川の流れで言えば、水が凍結してしまった状態です。

 

冷えると気が動かなくなる

冷えると気が動かなくなる

手足末端だけの冷えやお腹だけ冷えるというのも、気がそこで動かないか、足りない状態なのです。

そして、気が停滞する部位――手足末端orお腹or他の部位?――によって原因が違ってくるのですよ。

 

 次回は部位別の原因と解消法についてです。

 

今日のような大雪の日はとにかく下半身が冷え冷えになっています。

お風呂にゆっくり浸かって、カラダを隅々まで温め、冷えないうちにお布団に入ってくださいね。

 

あ、今夜は男子フィギュアスケートの決戦ですね^^

真夜中まで観戦する方は下半身ぬくぬくで、戦闘準備を!

院長もユズル君を応援する予定です!

びっくり!!<YOMIURI ONLINE>http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/skate/20140214-OYT1T00185.htmより

びっくり!!<YOMIURI ONLINE>http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/skate/20140214-OYT1T00185.htmより

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