倦怠感・やる気が出ない時の施術
いつの頃からか疲れが取れにくくなった。
朝がなかなか起きられなくて、起きても午前中はしんどさが強くて仕事や家事に支障が出ている。
寝ても寝ても眠たい。
しんどくて、集中できない、やる気が出ない、全身がだるい。
頭痛、肩こりが慢性化していて、スッキリしないが、検査しても異常は見つからない。
しんどすぎて、鬱っぽくなる。
ひどく落ち込む時もあるから、病気ではないかと思う。
心療内科に行ってみようかと思う。
当院には慢性的な倦怠感を抱えて来院される方が少なくありません。
倦怠感ややる気が出ない症状が鍼灸で改善できるの?
半信半疑で来院される方もおられますが、西洋医学では何も異常が出なくても、東洋医学の視点から見ると、それは立派な身体の不調です。
病への危険信号とみなします。
東洋医学では、この倦怠感、疲れやすさ、しんどさに対する処方箋が幾通りも用意されています。
まず、患者さんの体質を伺い、数種類の倦怠感の体質別・原因別タイプからどのタイプに当てはまるのかを見極めていきます。そしてそれぞれの処方箋に沿って、施術を進めていきます。
比較的体力のある方の場合ですと、改善のスピードも早く、患者さんにとっても、心身共に軽くなり、生活しやすくなっていくー感じが実感としてわかってくるようになると思います。
鑑別するポイント
倦怠感・やる気が出ないに関する質問
- しんどい時間帯は?
- 身体のどこがしんどいですか?
- どんなしんどさですか?
- 気持ちの落ち込みはありませんか?
①どんな時にしんどいですか?(倦怠感の条件)
- 朝から午前中
- 午後(昼食後)から夕方まで
- 午後3時頃から夕食まで
- 夕食後から寝る前まで
- 一日中しんどい
- 仕事中、忙しく緊張している時、
ストレスを感じる時 - 仕事が終わってホッとしている時
- 疲労時
- 雨の日、雨天の前
- 暑い日(夏に弱い)
- 寒い日、冷えた時(冬に弱い)
- 低気圧(台風)が近づいている時
②身体のどこがしんどいですか?
- 頭
- 首から肩、肩甲骨にかけて
- 胸(モヤモヤする、しめつけられる、
ザワザワする) - みぞおち~胃の辺り
- 下腹部
- 太ももの前後
- 腰~お尻
- 腰から下、足全体
- 手足が重い
- 全身が重くだるい
③どんなしんどさですか?(しんどさの質は)
- どんより重苦しい
- 脱力感
- 熱くなる
- 寒気のする、ゾクゾクする
- 鬱陶しい感じ
- 頭がボーッとして眠い
- 圧迫感、動悸がする
④気持ちの落ち込みはありませんか?
- 朝起きた時から午前中はやる気が出ない
- 午後から身体のしんどさに伴って
気持ちも落ち込んでくる - 午前中がダメだけれど、午後、とくに
夕方以降のほうが気持ちは楽になる - 夜、寝つきが悪い
- 眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
倦怠感についての①~④の質問をさらに詳しくお聞きして、
あなたの倦怠感がどのタイプの倦怠感なのか、
原因は何かを見極めていきます。
あなたの倦怠感がどのタイプの倦怠感なのか、
原因は何かを見極めていきます。
タイプを鑑別したら、
あとは東洋医学の法則に従って
施術していくだけです。
根本的な原因を診ていく
東洋医学の施術なら、
慢性的な頭痛も改善していく
道筋がつかめるはず。
あとは東洋医学の法則に従って
施術していくだけです。
根本的な原因を診ていく
東洋医学の施術なら、
慢性的な頭痛も改善していく
道筋がつかめるはず。