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院長コラム

カラダの前と後ろ、上と下、右と左

2018-10-17|痛み / 運動器疾患 / 空間
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こんにちは!^^

 

 

【首こり】【肩こり】【五十肩】【腰痛】や【膝痛】などで鍼灸院を利用される方は多くいらっしゃいます。

 

 

私たち専門家は、これら身体を動かす時に使う部分をまとめて【運動器疾患】と呼んだりします。

 

【運動器】とは人体の動きに関わる器官の総称で、

脳、脊髄、脊椎、椎間板、関節、骨、腱、軟骨、など、日常生活で動かす部分にある関節(骨)、筋肉、軟骨、神経(末梢神経)など、

単独ではなくそれぞれが連動して動いているものなので、総称としてそう呼んでいるのです。

 

運動器は連動して動いていて、どれか一つが悪くても身体としてはうまく動いてくれません。

首こり、肩こり、五十肩、上肢の痛みや、背部痛、腰痛や膝痛、足の痛みなどは、単独で起こることが多いですが、時として、複数の運動器が同時に痛む、あるいは遅れて他の運動器にも問題が起こったりすることもあります。

 

このような現象をどう考えたらいいのでしょうか?

 

西洋医学では、複数の部位での症状というと、脳神経や脊髄神経、末梢神経の問題をまず疑い検査しますが、もしその疑いがなかった場合は、別々に治療していきます。

 

東洋医学でも、そのように西洋医学的な診断法で運動器疾患を診ていくことはあります。

 

しかし、伝統的な手法に基づく東洋医学、鍼灸の場合は、全く見方が異なってきます。

 

伝統鍼灸の場合は、もともと、身体のパーツを別々のものとしてとらえていません。

身体を一つのつながった有機体としてみているのです。

 

たとえば、

肩に異常が起こった場合でも、肩だけを見るということはなく、身体全体のバランスでどこかに不調が起きているのか、という視点で診ていきます。

 

ですから、五十肩になって人が、その前から腰痛持ちで・・・といったことも多くあり得ることです。

 

今日は、当院で行っている、運動器疾患に対する見方をお話ししようと思います。

 

 

【伝統鍼灸は、身体を一つのつながった有機体としてみる】

 

 

「全身はつながっている」と考えるので、

真っ先に見ていくのは、

【全身のバランス】です。

 

このバランスを見る場合、切り口が3つあります。

 

 

1)前と後ろ


2)上と下

 

  3)右と左

  

 

 

1)前と後ろ:  お腹側と背中側という切り口。背中が痛い、腰が痛い場合に、お腹の側、足の前側などとのバランスが崩れて発生している場合です。

 

2) 上と下: 上半身と下半身のバランスです。下半身の弱りがあるために、上半身に症状が出るといった場合です。五十肩や腰痛などはこのケースが多く見られます。

 

3)右と左: 上肢(肩、腕、手首、手掌、手指など)や下肢(太もも、膝、足関節、足指など)で右と左でバランスが崩れた場合です。右の上肢—左の下肢、左の上肢—右の下肢という斜めのバランスも含みます。右五十肩で左のお尻が痛いという場合など、これも臨床ではよく見られる例です。

 

前後、上下、左右のバランスを見ていくので、

バランスの乱れによって起こる運動器疾患の鍼灸の施術は、

痛みの部位そのものに局所的に刺すということではなく、対側(反対側)に刺したほうが、効果的にバランスを元に戻していくことができることが多いのです。

 

 

 人体を一つのつながった有機体としてみる=【空間】としてみる。

 

 鍼灸で実際に、

 

  五十肩の人に足のツボをとって治す、

  腰痛の人に、頭のツボで治す、

  右足の痛みを左の上肢のツボで治す、

 

  など、当院の鍼灸施術の中ではよくある例です。

 

 植物でも、花が枯れるのは、土や根っこに問題があるのかな?って考えますよね。

 人体もそれと同じなんですね。


  

 

 鍼灸を通して、人体のバランスを見ていくと、

  人の身体って、実にうまく出来ているなぁと思うし、

  そこに気づいて、空間的な治療がうまくできれば、患者さんにも早く楽になるし、

もっともっと追究していきたくなるのが人の身体というもの。

奥深いです。

(^○^)

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